キャベツパワーの秘密を紹介

キャベツはダイエット向き食品
キャベツは100gあたり23kcalと低カロリーながら、キャベジン(ビタミンU)やビタミンC・ビタミンK・葉酸などのビタミン類か豊富で、カリウムやカロテンのミネラル類に食物繊維や酵素もバランス良く含んでいます。かつて医師が推奨するダイエットとして「食前キャベツダイエット」が話題になりました。生のキャベツを先に食べておく事で満腹感が増し食べすぎの防止になり、代謝を活発にする働きが期待されがん予防れるイソチオシアネートも含まれているので、ダイエットサポート食品とも言えますね。
キャベツは天然の胃腸薬
キャベツに含まれている成分の代表とも言えるのが「キャベジン」。名前の通りキャベツから発見された成分で、化学名は塩化メチルメチオニンスルホニウム(S-メチルメチオニン)と言います。胃痛や胃もたれケアで有名な胃腸薬は成分をそのまま商品名にしていますよね。「キャベジン」はビタミンUとも呼ばれています。
生でバリバリ食べるのが一番なんだけど…
キャベツは上記の「キャベジン(ビタミンU)」の印象が強いですが、ビタミンCも豊富な食品です。ビタミンCは抗酸化ビタミンのひとつで、お肌を健康に保つコラーゲンの合成との関わりや、免疫力を高める働きなど、さまざまな作用が期待できます。一方で、ストレスを感じると消費しやすいという特徴があります。そんなとき、キャベツがビタミンCの補給にもつながるはずです。
キャベツの2大成分でもあるキャベジン(ビタミンU)もビタミンCも水に溶け出てしまい、熱にも弱く壊れてしまうのです。なので、食品のもつ栄養素をしっかり摂取するという視点から見れば、水でサッと洗い、生で食べるのが理想的なんですね。では、実際、水や熱でどの程度無くなってしまうのか?って気になりますよね。広島県の大学ではお好み焼きの調理過程におけるビタミンCの残存量の実験結果が報告されています。広島風お好み焼きで87.0%、関西風お好み焼きで78.4%のビタミンCが残っていた。また、キャベジン(ビタミンU)についても1時間加熱しても70~80%は残っていると言われています。正直なところ「意外と残っているんだ」というのが僕の印象です。
キャベツの小ネタ5連発
1 シュークリームの「シュー」はフランス語でキャベツと言う意味の「chou(シュ)」からきています。シューの形がキャベツの形に似ているから。
冒頭にも書きましたが、お好み焼きが食べ応えの割にカロリーが抑え目なのは半分は低カロリーなキャベツである事。また、1つのお好み焼きやもんじゃには約120g~180gのキャベツを使います。栄養が豊富で生で食べたほうがいいとは言え、これだけの量を生で食べるのはなかなか大変です。なので、加熱してカサを減らしたくさん食べれられて、溶け出た栄養も一緒に、美味しく食べられるのはやっぱりお好み焼きやもんじゃがいいですね。みんなで焼きながらキャベツネタで盛り上がり、ワイワイ食べればもっと美味しいですよね。キャベツと笑顔で元気で健康的な生活にしましょう。